比較的安価なコンデンシングガス給湯器

ガス代を節約する給湯器として、比較的安価に入手できるのがコンデンシング式ガス給湯器です。通常の機種よりも若干高くなりますが、ガス会社との契約によっては、結構手軽に導入できるようになっております。

通常のガス給湯器では、ガスの燃焼による燃焼ガスを無駄に大気中に放散していました。しかし、この燃焼ガスは摂氏200度もあり、これを有効利用することによってガスの節約ができます。

この燃焼ガスに含まれる水蒸気には多くの潜熱が含まれていますが、これはそのままの状態では取り出すことは困難です。そこで、この水蒸気をコンデンサ(凝縮器)で凝縮して、そのときに放出される熱で水道水を予熱してからガス火でそれを更に加熱するものです。

ただ、水蒸気を凝縮しますと水になりますが、この水には燃焼ガスに含まれる窒素酸化物が溶け込んでいて強い酸性を示します。これをそのまま排出するのは危険ですから、中和器で中性にしてから外部へ排出する必要があります。

このように、コンデンシング式ガス給湯器は構造が複雑になりますが、その熱効率は95%にも及び、通常のガス給湯器の80%に比べて、大きく改善されております。ガスも限りある資源ですので、これからはこのようなガス給湯器がその主流になると予想されます。